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日立ソフトボール部

日本女子ソフトボールリーグ1部:第5節

2019年度 試合結果

ソフトボールリーグ1部 第5節
1勝1敗、通算成績2勝9敗で前半戦を同率10位で折り返す!

 5月25日〜26日にかけ、愛知県刈谷市/刈谷球場で日本リーグ1部第5節が行われた。初日のトヨタ自動車戦は3回に2点をリードされ、6回に一打同点のチャンスはあったものの、このチャンスもものに出来ず、2試合連続の完封負けを喫する。翌日のNECプラットフォームズ戦は、初回に那須の3ランで先制。3回に1点差に追い上げられるも、4回に松本の犠牲フライで追加点をあげると、5回には山田のホームランと松本の2塁打で3点を追加し勝利を近づけ、投げては岡村が4回以降は得点を許さず完投で今季2勝目をあげた。この結果、チームは通算成績を2勝9敗とし、前半戦を同率10位で折り返すこととなった。後半戦の巻き返しに期待したい。
 第6節は9月7日〜8日、神奈川県秦野市/中栄信金スタジアム 秦野(秦野市カルチャーパーク内)で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

対 トヨタ自動車戦(5月25日 通算成績:1勝9敗)

2試合連続完封負けを喫し6連敗!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
日立 0 0 0 0 0 0 0 0
トヨタ自動車 0 0 2 0 0 0 x 2
  • 【バッテリー】★岡村(2回1/3:1勝6敗),小薗(1回2/3),坂本(2回)−清原
  • 【二塁打】松本(5回)
  • 【盗塁】松本(2回)

試合レポート

第5節1試合目の相手は、昨年のリーグ優勝チームで今季ここまで5勝4敗と本調子の出せていないトヨタ自動車との1戦。何とか食らい付いて勝利し、連敗から抜け出したいところ。初回表、日立の攻撃は、一死後に松岡がレフト前ヒットで出塁するが、後続が打ち取られ無得点に終わる。日立の先発は岡村。初回裏、先頭打者にいきなり四球を与えてしまい、次の打者の内野ゴロで一死二塁と先制のピンチを招くが、落ち着いた投球で後続を抑え無失点と、まずまずの立ち上がりを見せる。

2回表、日立の攻撃は一死から松本が四球を選び出塁。松本は盗塁に成功し、一死二塁の先制のチャンスを作るが後続が抑えられ先制ならず。その裏、岡村は一死からショートへの内野安打でランナーを出し二死とするも、四球を与え二死一、二塁のピンチを背負うが、後続を打ち取り無失点。0-0で試合は中盤戦へ。

3回表、先制点の欲しい日立の攻撃三者凡退に抑えられ無得点。その裏、岡村は四球と内野安打で無死一、二塁のピンチを招くと、次の打者に送りバントを決められ一死二、三塁の場面、続く相手4番打者にセンター前へのタイムリーを浴び2点の先制を許してしまう。ここで、ピッチャーは前節リリーフで好投した小薗に交代。小薗は後続をキッチリと抑え、この回2失点で終える。

4回表、2点を追いかける展開となった日立の攻撃は、先頭の清原がセンター前ヒットで出塁し、一死後、那須の死球で一死一、二塁のチャンスを作る。ここで、二塁ランナーの代走加福を起用するも、後続が抑えられ、得点ならず。その裏、小薗は一死後センター前ヒットでランナーを出し、二死後、ライト前ヒットを許し二死一、二塁のピンチを招くが、次のバッターを空振り三振に仕留め無失点に抑える。

5回表、そろそろ得点したい日立の攻撃は、先頭の松畑が死球で出塁するも、後続は抑えられ無得点。その裏、ピッチャーはルーキーの坂本に交代。坂本は一死から死球でランナーを出すと、次の打者を三振に抑えるも、その間に盗塁を許し二死二塁の追加点のピンチを背負うが、次の打者を空振り三振に抑え追加点を与えない。0-2と2点ビハインドのまま試合は後半戦へ。

6回表、先頭のペンドリーが四球を選び出塁。二死後、松本の左中間への二塁打で二死二、三塁の一打同点のチャンスを掴む。ここで前の回からサードの守備に入った倉本に期待がかかるが、空振り三振に倒れ得点ならず。その裏、坂本は、二死後、死球でランナーを背負うも、次の打者を見逃し三振に抑え最終回の味方の攻撃に望みを繋ぐ。

7回表、後の無くなった日立の攻撃は一死後、リーグ戦初出場、初打席となる炭谷を代打に起用するが、空振り三振に倒れ二死となり、続く頼みの山田も空振り三振に抑えられゲームセット。チームは2試合連続の完封負けを喫し6連敗。通算成績1勝9敗と大きく負け越しの厳しい状況が続く。

[撮影]西野 遼太
小薗、前節に続く好リリーフで試合をつくる!

[撮影]西野 遼太
坂本、2回を無安打無失点4奪三振の好投!

[撮影]西野 遼太
6回表、松本の左中間二塁打でチャンスメイク!

オーダー表&個人成績

個人成績

対 NECプラットフォームズ戦(5月26日 通算成績:2勝9敗)

那須、先制3ラン!山田、2号ソロ!松本、3打点!岡村、完投勝利!投打が噛み合い連敗脱出!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
NECプラットフォームズ 0 0 2 0 0 0 0 2
日立 3 0 0 1 3 0 x 7
  • 【バッテリー】☆岡村(7回:2勝6敗)−清原
  • 【本塁打】那須(1回:1号3ラン),山田(5回:2号)
  • 【三塁打】那須(4回)
  • 【二塁打】松本(5回),屋禰(6回)

試合レポート

第5節2戦目、前半戦最後の試合の相手は日立OGの藤本監督率いるNECプラットフォームズとの一戦。勝利で飾り、後半戦へ繋ぎたいところ。日立の先発は昨日に続き岡村。初回表、二つの四球を与え二死一、二塁とピンチを背負うが、次打者のヒット性のライナーをファースト松畑がスーパーキャッチで無失点で切り抜ける。その裏、日立の攻撃は先頭の山田がライト前ヒットで出塁。二死からペンドリーが敬遠気味の四球で出塁し二死一、二塁とチャンスが拡がると、続く那須の大きな当たりは、滞空時間の長いセンターオーバーの3ラン!那須から待望の今季1号が飛び出し、幸先良く一挙3点を先制する。

3回表、岡村は二死から四球を与え、続く相手4番打者に右中間へのツーランホームランを浴び2点を献上。1点差に追い上げられる。その裏、一死から松岡が死球で出塁するも後続が断たれ無得点。

4回表、岡村は先頭打者にレフト前ヒットを許すが、続く打者はセカンドゴロのダブルプレーに仕留めるなど、後続を抑え無失点。その裏、日立の攻撃は、先頭の前の打席でホームランを放っている那須が今度はライト線への三塁打で無死三塁の追加点のチャンスを作ると、続く松本がセンターへの犠牲フライを放ち那須がホームイン。4点目を奪い4-2と2点リードの展開とする。

5回表、岡村は先頭打者にショートへの内野安打で出塁を許し、次の打者の送りバントで一死二塁のピンチを招くが、後続をキッチリと抑え無失点。その裏、日立の攻撃は一死から山田がセンターオーバーのホームランで5点目を奪う。なお、山田はこの今季2号本塁打でリーグ戦通算43号となり、リーグ戦通算本塁打記録に再度並んだ。更に続く松岡が四球を選び出塁すると、清原がライト前ヒットで続き、二死から那須が四球を選び二死満塁とチャンスを拡げると、続く松本は左中間への二塁打を放ち2点を追加!なおも二死二、三塁とチャンスに奥田が四球で再び二死満塁とするが、後1本は出ずこの回3点どまり。7-2と5点リードで試合は後半戦へ。

6回表、岡村は先頭打者への四球と次の打者にライト前ヒット、更にはワイルドピッチで一死二、三塁とピンチが拡がるが、続く打者の三塁へのライナーを奥田がナイスキャッチ!飛び出していた三塁ランナーもタッチアウトで、ダブルプレーで切り抜ける。その裏、日立の攻撃は先頭の屋禰がライトオーバーの二塁打で出塁し追加点のチャンスを作る。一死後松岡のレフトへの犠牲フライで屋禰はタッチアップし二死三塁とするが、ここは後1本が出ず追加点ならず。7-2と5点リードのまま最終回へ。

7回表、岡村は先頭打者にライト前ヒットを許し、次の打者の内野ゴロで一死二塁とされるも、次の打者を空振り三振、最後のバッターもセンターフライに打ち取りゲームセット。投打が噛み合ったことで、苦しみながらもようやく長いトンネルを抜け出し、岡村は完投で今季2勝目をあげた。チームは今節1勝1敗、通算成績は2勝9敗となり同率10位で前半戦を折り返した。前半戦は投打が噛み合わず惜敗する試合も多く、厳しい成績となったが、後半戦での奮起に期待したい。

[撮影]大木 浩
山田、今季2号はリーグ通算本塁打トップに並ぶ43号!

[撮影]大木 浩
那須、先制3ランのあとは三塁打と大暴れ!!

[撮影]西野 遼太
松本、相手を突き放す2点タイムリー二塁打!

[撮影]大木 浩
岡村、2失点完投で今季2勝目を挙げる!

オーダー表&個人成績

個人成績

記録&記事:泉 礼花,中山 友紀子,徳田 政昭,奥田 透