2019年度 試合結果
ソフトボールリーグ1部 第1節
第一節、連敗を喫し、まさかの開幕3連敗!
4月20日〜21日にかけ、千葉県浦安市/浦安市運動公園野球場で日本リーグの第1節が行われた。初日の太陽誘電戦は、2回に清原の今期1号で先制するも、3回に開幕戦に続きバッテリーエラーで同点に追いつかれ同点のままタイブレーカーに突入。好投の岡村も9回に力尽き、サヨナラ安打を許し敗戦を喫した。
翌日の豊田自動織機戦は、初回に先頭打者本塁打で先制を許すと4回にも追加点を奪われ、打線は僅か1安打に抑え込まれ2-0の完封負けを喫した。この結果、開幕からの3連敗となり大きく躓いた状態となった。
第2節は4月27日〜28日、長崎県諫早市/諫早市第1野球場で行われる。
多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
清原、先制弾!岡村、力投もタイブレーカーの末サヨナラ負け!!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
太陽誘電 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 2 |
5年連続で開幕戦黒星スタートとなった日立の第1節の初日は、昨年リーグ3位で2敗と相性が良くない太陽誘電との対戦。今シーズン初白星をあげ、勢いに乗りたいところ。初回表、日立の攻撃は三者凡退で簡単に攻撃を終える。日立の先発は開幕戦に続き岡村。岡村もきっちり三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。
2回表、先頭打者、清原の逆風を突いたセンターオーバーの本塁打で先制。一死後、奥田がライト前にぽとりと落ちる打球で2塁へ到達。一死二塁の追加点のチャンスを作るが、後続は断たれこの回1点止まり。その裏、岡村は二死後、死球とヒットで二死一、二塁のピンチを招くが、次の打者を空振り三振に抑え無失点で切り抜ける。
3回表、一死から山田が四球を選び出塁。松岡がバントで送り、二死二塁の追加点のチャンスを作る。続くペンドリーは敬遠気味の四球で出塁し二死一、二塁とチャンスが拡がる。ここで、バッターは第一打席に先制ホームランを放っている清原。清原がライト前ヒットで二塁ランナーの山田がホームを狙うも三本間に挟まれタッチアウトで追加点ならず。3回裏、岡村は先頭打者にピッチャー強襲ヒットで出塁を許し、次の打者の送りバントで一死二塁と一打同点のピンチを背負う。二死後、岡村のワイルドピッチで二塁ランナーホームイン。あっけなく同点に追いつかれてしまう。
4回以降、両チームともにランナーは出すものの得点は与えず、膠着状態のままで迎えた7回表、日立打線は代打に倉本を起用。倉本の大きな打球は風に戻されライトフライに倒れる。二死から屋禰が四球を選び出塁するも、後続が倒れ無得点。その裏、岡村はキッチリと三人で抑え、無失点で試合は1-1の同点でタイブレーカーに突入。
8回表、タイブレーカーの二塁ランナーに代走の加福を起用。松岡の送りバントで一死三塁と勝ち越しのチャンスを作り、ペンドリーが四球を選び一死一、三塁とチャンスが拡がるが、あと1本が出ず勝ち越しならず。その裏、岡村は、二塁ランナーをバントで送られ、一死三塁の一打サヨナラのピンチを背負うが、次の打者の エンドランをピッチャーフライに打ち取り、飛び出した三塁ランナーは戻れずダブルプレーに仕留めピンチを切り抜ける。
9回表、二塁ランナーの那須を奥田が送り、一死三塁の勝ち越しのチャンスに、木村のエンドランは空振りで、那須が三本間に挟まれタッチアウト。後続も断たれ無得点に終わる。その裏、岡村は先頭打者にライト前に運ばれ二塁ランナーがホームインし、ゲームセット。
岡村は開幕戦とは違い要所を締めるピッチングで最小失点で抑えて来たが打線の援護無く、最後は力尽き、タイブレーカーの末サヨナラ負けを喫した。チームも開幕2連敗で今期初勝利はお預けとなった。
清原、逆風を突き破る先制アーチ!
岡村、力投するも勝星ならず!
打線沈黙、1安打完封負け!開幕3連敗を喫する!
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日立 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
豊田自動織機 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | x | 2 |
開幕2連敗で迎えた第一節2戦目の相手は昨年リーグ4位の豊田自動織機との一戦。今日こそ、投打が噛み合い今期初勝利を収めたいところ。初回表、日立の攻撃は相手先発の新戦力投手のエスコベドの前に三者凡退に抑えられ無得点。日立の先発バッテリーは開幕戦のリベンジを狙う近藤と、清原のアクシデントで急遽交代した今期初マスクとなる鈴木。初回裏、近藤は、いきなり先頭打者にセンターオーバーのホームランを浴び先制点を許すと、死球とライト前ヒット、そして送りバントで一死二、三塁のピンチを招くが、後続を抑え追加点は与えず、この回最小失点で切り抜ける。
2回表、1点を追いかける展開となり反撃の足掛かりを掴みたい打線は、二死から奥田がセンター前ヒットで出塁するも、後続が断たれ得点ならず。その裏、近藤は死球と内野安打で二死二、三塁のピンチを招くが、次の打者を空振り三振に切って取り追加点を与えない。
4回表、何とか同点に追いつきたい打線はエスコベド投手を打ちあぐね、この回も三者凡退に抑えられ無得点が続く。その裏、近藤は二死から死球を与え、二死一塁となったところで、ピッチャーは泉に交代。今期初登板の泉はショートへの内野安打で、二死一、二塁とピンチを招くと、次の打者にレフト前ヒットを許し 追加点を献上してしまう。2-0と2点ビハインドで試合は後半戦へ。
6回表、一死から代打に加福を起用するも、あえなく三振に倒れる。続く山田が四球で出塁すると、ここで代打に倉本を起用するが、空振り三振に抑えられこの回も無得点。一方、泉はテンポ良いピッチングで5回、6回とキッチリと三人で抑え、最終回の攻撃に望みを繋ぐ。
7回表、先頭のペンドリーが三振に倒れるも振り逃げで出塁するが、後続が抑えられゲームセット。僅か1安打の完封負けで、まさかの開幕3連敗を喫した。次節以降の打線の奮起に期待したい。
2回表、奥田、センター前ヒットで出塁!
泉、今シーズン初登板の好投も…!
記録&記事:中山 友紀子,古園 敏幸,徳田 政昭,奥田 透