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日立ソフトボール部

第71回全日本総合選手権大会

第71回 試合結果

第71回全日本総合選手権大会
打線にあと一本がでず、まさかの1回戦敗退

 第71回全日本総合選手権大会が9月14日(土)〜16日(月・祝)にかけて、鹿児島県指宿市/開聞総合グラウンド、南九州市/知覧平和公園で行われた。初戦の中京大学戦、タイブレークへ突入した8回表に1点を先制される苦しい展開の中、代打の倉本が試合を振り出しに戻すタイムリースリーベースを放ち土壇場で追いつくも、9回表にも1点を奪われ逆転出来ず、まさかの1回戦敗戦となった。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。

[試合結果]全日本総合選手権大会

一回戦 対 中京大学(9月14日)

打線にあと一本がでず、まさかの1回戦敗退!

試合結果
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
中京大学 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2
日立 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
  • 【バッテリー】岡村(3回),★泉(6回)−清原
  • 【三塁打】倉本(8回)
  • 【二塁打】ペンドリー(2回)
  • 【盗塁】加福(6回)

試合レポート

全日本総合選手権の1回戦は、今年の全日本大学女子選手権(インカレ)ベスト8の中京大学との対戦。日立サンディーバの先発は岡村。その岡村は、初回表は三者凡退の立ち上がり。2回、3回は、いずれも先頭打者をヒットで出塁を許した後、三塁まで進塁される苦しい状況を招くも、後続を三振にきって取り得点は許さない。

一方、打線はランナーをだすものの、後続が続かず得点に結び付けられない立ち上がり。初回裏は、一死から松岡がピッチャー前へのセーフティバントでファースト悪送球を誘い出塁するが併殺に打ち取られる。2回は、先頭のペンドリーがレフト線への二塁打を放ち無死二塁のチャンスを作り、続く木村の内野ゴロの間に三塁まで進むが、ここも後続が内野ゴロに打ち取られ無得点。

4回表からは泉が登板。泉はテンポの良い緩急をつけた投球で相手打線を翻弄し、4回を三者三振にきってとると、その後も好投を続け7回まで一人のランナーも出さない見事な投球で無失点。あとは攻撃陣の奮起による得点を待つ展開だが、4回、5回は三者凡退と抑えられ、6回、7回は一死二塁、二死二塁と得点圏にランナーを進めるが、あと一本が出ず無得点。0対0のままタイブレークへ突入。

タイブレークの8回表、泉は一死三塁の場面で、レフトへ犠牲フライを放たれ1点を先制される展開。その裏、追いつき逆転したい打線は、二死二塁の場面で代打に倉本を起用。その倉本は、ライト線を鋭い当たりで破るタイムリー三塁打を放ち1対1の同点。土壇場で試合を振り出しに戻した。更に続く那須は故意四球で出塁し、二死一、三塁とチャンスを広げるが、ここでも後が続かず逆転は成らず1対1のまま試合は9回へ。

9回表、一死三塁の場面でスクイズを決められ1点を奪われる。負けられない打線は、その裏、クリーンナップで強攻策を仕掛けるが、三者凡退に打ち取られゲームセット。打線は、4安打に抑えられ、またランナーを得点圏に置いた大事な場面で次の一本がでず敗戦。 まさかの1回戦敗退となった。
なお、過去20年で1回戦敗退および日本リーグ1部在籍以外のチームに敗退したことはなく、チームはこの危機的状況を改めて認識し、今シーズンの残り試合では勝利への執念を感じられるプレーをどうか見せて欲しい。

[撮影]大木 浩
代打倉本のタイムリー3塁打で追いつくが・・・


オーダー表

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記録&記事:古園 敏幸,奥田 透