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2005 日本女子ソフトボールリーグ1部 第8節

第8節、3連勝で15勝3敗! 
7年連続9回目の決勝進出決定!

 10月8日〜10日にかけ、青森県五所川原市つがる克雪ドームで日本リーグ1部
第8節が行われた。斎藤監督、溝江選手の出身県ということもあり、地元の皆さんの
大声援を後押しとして我が日立ソフトウェアは初日、トヨタ自動車と対戦。なかなか
チャンスを作れず苦戦するが、終盤の5回裏、西山のタイムリーで挙げた1点を遠藤
が守り抜いて接戦をものにする。翌日の伊予銀行戦では初回に馬渕の2点タイムリー
で先制。5回表に1点を返され、なおも同点のピンチを迎えるが守備陣の好プレーで
最小失点で切り抜けると鈴木由がダメ押しの2号3ラン!! 連勝で迎えた最終日の
シオノギ製薬戦は鈴木由のタイムリーと山田の2ランで3点を奪い、最終回にピンチ
を招くが、遠藤の必死の力投で逃げ切って3連勝。通算成績15勝3敗で単独首位に
躍り出るとともに、4試合を残し7年連続9回目の決勝トーナメント進出を決定した。
 第9節は10月15日〜16日、埼玉県鴻巣市吹上町総合運動場ソフトボール場で
行われる。

 地元の皆さんをはじめ、多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 トヨタ自動車戦(10/8 日立ソフトウェア13勝3敗)
西山、決勝のタイムリー! 遠藤、散発4安打完封勝ち!
チーム名
トヨタ自動車 0 0 0 0 0 0 0 0
日立ソフトウェア 0 0 0 0 1 0 x 1
【バッテリー】☆遠藤(12勝3敗)−鈴木由

 ◎先発の遠藤は初回表、先頭打者にいきなりの二塁打を許し、三塁に送られて
  早くもピンチを招くが、力の投球で後続をねじ伏せ、無失点で切り抜ける。
 ◎遠藤は続く2,3回を簡単に三人で退けるが、4回表、先頭打者にセンター
  前に運ばれ初回に続き無死のランナーを背負う。しかし、ここも自らの守備
  で併殺に仕留めて先制点を与えない。                 
 ◎一方、打線は相手先発露久保のチェンジアップと低目の球に手を出し、4回
  まで来條、鈴木由、森下の散発3安打に抑えられ二塁も踏めない状況。馬渕
  のセンターフェンス越えのホームランボールも相手外野手に好捕されるなど、
  なかなか相手投手の攻略の糸口がつかめず、チャンスを作れない展開が続く。
 ◎しかし5回裏、一死から溝江が四球を選び、田中が確実に送って二死ながら
  得点圏に初めて走者を進める。ここで西山がフルカウントまで粘ってチェン
  ジアップをセンターに運ぶ技ありのヒット! 二塁から溝江が一気にホーム
  を陥れワンチャンスで1点を奪い取る。                
 ◎遠藤は最終回、またもや先頭打者にヒットを許すが、その後を三振と併殺打
  で切り抜け、散発4安打完封で接戦をものにした。           
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 伊予銀行戦(10/9 日立ソフトウェア14勝3敗)
馬渕、先制の2点タイムリー!
   鈴木由、ダメ押しの2号3ラン!!
チーム名
伊予銀行 0 0 0 0 1 0 0 1
日立ソフトウェア 2 0 0 0 0 3 x 5
【バッテリー】☆遠藤(6回:13勝3敗),佐藤(1回)−鈴木由
【本塁打】鈴木由2号(6回:3ラン) 【三塁打】山田(3回)
【二塁打】西山(1回),馬渕(1回)

 ◎初回裏、先頭打者の西山がレフトへの二塁打で出塁し、いきなりのチャンス
  を作る。その後、山田の死球などで一死一、三塁とすると馬渕がレフト頭上
  を越えるタイムリー二塁打を放っていきなりの2点を先取。       
 ◎その後、3回裏には二死から山田の左翼線三塁打、4回裏には敵失と鈴木由
  のヒットで一死一、三塁など、得点圏に走者を進めるが決定打無し。   
 ◎一方、遠藤は4回まで散発2安打と好投。許したヒットはいずれも二死から
  で危なげないピッチングを続ける。しかし、5回表、先頭打者に死球を与え、
  さらにヒットなどで一死二、三塁と一打同点のピンチを背負う。     
 ◎ここで続く打者の放ったセンターへ抜けそうな強烈な当たりを、前進守備の
  溝江が横っ飛びでスーパーキャッチ! 素早く一塁へ送球し地元の大喝采が
  沸き起こる。しかし、遠藤は次の打者にセンター前に運ばれて失点。さらに
  二塁走者もホームへ突っ込むが山田のレーザービームが炸裂。間一髪アウト
  で同点の場面を阻止し、この回、スーパープレーが立て続けに飛び出す。 
 ◎なんとか追加点の欲しい6回裏、この回の先頭の馬渕が死球で出塁。さらに
  森下のヒットなどで一死二、三塁のチャンスに、打撃好調の鈴木由がレフト
  へダメ押しの2号3ラン! 最終回は佐藤が登板し、きれいに三人で片付け
  ゲームセット。昨日に続き、苦しみながらも連勝を飾った。       
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 シオノギ製薬戦(10/10 日立ソフトウェア15勝3敗)
鈴木由、先制タイムリー! 山田、2号2ラン! 
  遠藤、力投で決勝トーナメント進出決定!
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 1 2 0 0 3
シオノギ製薬 0 0 0 0 0 0 1 1
【バッテリー】☆遠藤(5・2/3回:14勝3敗),佐藤(1/3回),遠藤(1回)−鈴木由
【本塁打】山田2号(5回:2ラン) 【盗塁】鈴木由(4回)

 ◎打線は3回まで毎回得点圏に走者を進めるものの決定打無し。しかし4回表、
  この試合、ライトでスタメンに入った亀田が一死から内野安打で出塁。森下
  の死球と相手投手のワイルドピッチで二、三塁と好機を広げると、打撃好調
  の鈴木由がライト前に落として1点を先制する。            
 ◎一方、先発の遠藤は3連投の疲れからか1,3,4回と先頭打者を塁に出す
  ピンチの連続。しかし、1回裏の二死一、三塁、3回裏の二死一、三塁、4
  回裏の無死一、二塁のピンチを力でねじ伏せ1点も与えない力投を続ける。
 ◎なんとか遠藤を援護したい打線は5回表、先頭の西山がセーフティバントを
  成功させ出塁。一死後、山田がライトへ会心の2号2ランホームラン!!!
  貴重な追加点をたたき出す。                     
 ◎遠藤は5回と6回2/3をノーヒットで抑え佐藤にスイッチ。しかし、その
  佐藤が最終回につかまる。先頭打者に右中間フェンス直撃の三塁打を許して
  次の打者にセンター前に落とされて失点。さらに次の打者にもセンター前に
  運ばれ無死一、二塁と長打が出れば一気に同点のピンチ。        
 ◎ここで遠藤がリエントリーで登板。遠藤は落ち着いて最初の打者をレフトフ
  ライに打ち取ると、次の打者の打球はセンター前への浅い飛球。山田がダッ
  シュしてキャッチし飛び出していた二塁走者を刺してゲームセット。遠藤は
  再登板にも関わらず力投を見せ、最大のピンチを凌いでこの節3連勝!  
 ◎この結果、後半戦負け無しの10連勝を飾り、通算15勝3敗で単独首位に
  浮上するとともに、4試合を残して7年連続9回目の決勝トーナメント進出
  を決定した。                            
   
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

記録&記事:奥田透,桐越信一

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