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公共ITソリューション

道路を始めとする社会インフラは老朽化への対策が急務とされており、予防保全効率の向上や、ライフサイクルコスト(LCC)の低減が重要になっています。そこで日立はICTを活用したインフラ維持管理の高度化に向け、いくつかの取り組みを行っています。

[イメージ]ICTを活用したインフラ維持管理のイメージ図
ICTを活用したインフラ維持管理のイメージ図

以下に高速道路、インフラ事業者、自治体における検討事例を3点紹介します。

高速道路での取り組み事例

目的

高速道路は暮らしと経済の発展をささえる重要な社会インフラの一つです。安全で安心な高速道路運営に貢献するために、阪神高速技術 株式会社殿と効率的な点検手法の共同開発および実証を行っています。

課題

高速道路では車両の快適走行や安全性確保のため、道路の維持管理が行われています。維持管理の一環として定期的に道路の点検が行われていますが、点検のために道路の走行規制を行うと渋滞の原因となり、利用者の利便性が損なわれてしまいます。そのため、利用者の利便性を向上しつつ、適切な点検を実施できる日常点検手法の実現が求められています。

実施概要

各種デバイス(カメラ・加速度センサなど)を設置した点検車両で高速道路を走行することにより、道路状況収集を行うことができます。収集した情報の解析により、路面性状の把握と正確な位置の特定を行う技術の開発と実証を進めています。この手法を併用することで、走行規制をともなう点検を減らすことができ、利用者の利便性向上に貢献できます。

[イメージ]高速道路点検へのICT技術導入例
高速道路点検へのICT技術導入例

インフラ事業者での取り組み事例

目的

情報技術を活用した施設管理などに関連するマネジメントの高度化を目的として、東京大学大学院情報学環において「情報技術によるインフラ高度化」社会連携講座が設立されました。日立は情報利活用技術を保有するITベンダーとして参画し、通信系インフラ事業者の施設管理におけるデータ分析技術の検討、評価を行いました。

課題

インフラ事業者の保全業務の中には、保全対象設備の諸元や過去の点検・補修結果の情報が蓄積されていても、それらの情報が十分に活用されていない場合があります。そこで、蓄積された情報を有効活用して保全業務を支援する技術の実現が求められています。

実施概要

ある通信系インフラ事業者における保全対象設備の諸元ならびに点検履歴26項目、約9千件をサンプルとしてマイニング手法により分析した結果、設備の設置環境(交通量の多い場所など)や部品形状・材質などの諸元と、設備不良の有無との間に相関があることが確認されました。さらに、同分析結果から不良を予測し、予測された設備を重点的に点検することで、保全効率を約1.6倍程度に高めることができるとの試算結果が得られました。

自治体での取り組み事例

目的

市町村道は住民の暮らしに密着した重要な社会インフラの一つです。今回は、自治体における効果的な道路維持管理を実現するため、滝沢村殿と協力し、点検手法の検討を実施しました。

課題

自治体では市町村道を維持管理するため、道路パトロール業務、除雪業務などが行われています。これらの業務では日々の作業日報の作成を手書きで行っている部分が多く、業務効率化が求められております。また、現場での即時対応が必要な場面では、現場の状況を正しく庁舎の道路業務担当者と共有し、迅速な判断が可能な仕組みが求められています。これらの課題を解決し、道路維持管理業務の効率化が可能な点検手法の実現が求められています。

実施概要

業務車両に設置した各種デバイス(カメラ・加速度センサなど)により、映像、時間、位置情報を取得し、これらの情報から現場と庁舎の情報共有、作業日報の自動作成などが可能なプロトタイプを実業務へ試験的に導入しました。結果、日々の作業日報記述などの負荷軽減や、現場と庁舎間の情報共有による意思決定の迅速化に効果が認められました。

[イメージ]自治体道路管理へのICT技術導入例
自治体道路管理へのICT技術導入例

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