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お客さまへのお知らせ
手話アニメーション「Mimehand II(マイムハンド・ツー)」、手話アニメーション辞典「電子版 日本語−手話辞典」は、2011年3月31日をもって販売を終了いたしました。以下は発表当時のニュースリリースであり、現在製品は販売しておりませんのでご了承ください。

2000年6月6日
株式会社 日立製作所

全日本聾唖連盟と日立が日本初の
手話アニメーション辞典「電子版 日本語−手話辞典」を発売

パソコン上で和文を手話アニメーションに変換する翻訳ソフト「Mimehand II」も同時に発売

日立製作所 公共システムグループ(グループ長&CEO:中村 博行、以下日立)は、財団法人全日本聾唖連盟(理事長:安藤 豊喜、以下連盟)と共同で日本で初めて手話アニメーション辞典「電子版 日本語−手話辞典」を製品化し、6月7日から予約受付を開始します。
同時に、日立は、パソコン上で3次元コンピュータグラフィックス(CG)により手話アニメーションを作成・編集するソフトウェア「Mimehand (マイムハンド)」の、操作性や機能をバージョンアップした「Mimehand II (マイムハンド・ツー)」を製品化し、同日から予約受付を開始します。

今回発売する「電子版 日本語−手話辞典」は、連盟が平成9年に発行した「日本語−手話辞典」に収録されている、6,000単語・8,000例文を、日立の「Mimehand」の機能により手話アニメーション化することで、辞典では表現しきれなかった手話の動作や表現をわかりやすく表示します。専用ビューアによりパソコン上で簡単に検索や手話アニメーションの再生ができ、手話サークルや学校などの学習教材として活用が期待されます。
「Mimehand II」では、平成10年に発売した「Mimehand」の機能を大幅に向上しました。日本語の文章を入力すると手話アニメーションに翻訳する「翻訳支援機能」を新たに搭載しているため、手話の経験や知識がない初心者の方でも簡単に操作できます。また、CGの質感を向上させることで、よりなめらかで豊かな表現を実現しました。キャラクターも状況に応じ男性、女性、子供の3体から自由に選択でき、手話辞書の単語数も4,000語から約6,000語に増やしました。また、アニメーションの変更・追加・削除も簡単に行えるため、表情などのきめ細かな編集や、新しい表現、地域特有の表現などを作成し、ユーザ辞書としても登録できます。作成したアニメーションは、動画データ(AVIファイル)に変換して保存できるので、ホームページへの掲載や、Eメールへの添付、iモードでの情報発信など、さまざまなシーンで手話アニメーションの活用が可能になります。

「電子版 日本語−手話辞典」の主な特長

  • 豊富な手話単語・例文を収録
    手話単語6,000、8,000例文の豊富な手話辞書により、手話動作や表現をわかりやすく表示します。
  • 簡単操作を実現
    クリックひとつで手話の検索や再生操作ができるため、初心者の方でも簡単に操作できます。
  • 多彩な再生機能
    CGの適用により、キャラクターを回転させ立体的に見たり、再生速度の変更が可能です。

Mimehand II の主な特長

  • 和文を入力すると手話に翻訳する「翻訳支援機能」により、簡単に手話アニメーションを作成できます。
  • CGの質感向上により手の動きや表情など、手話がよりわかりやすくなりました。さらにキャラクターには男性・女性・子供の3体を用意し、場面に合わせて利用ができます。
  • 手話辞書の単語数を4,000語から約6,000語に増やしました。

なお、両製品は、奈良市「なら100年会館」で開催される「全国ろうあ者大会」(6月10日〜11日)に参考出展し、会場でも予約を受け付ます。また、東京ビッグサイトで開催される「国際福祉機器展」(9月12日〜14日)にも出展の予定です。

標準価格(税別)および出荷開始時期

電子版 日本語−手話辞典\18,000
Mimehand II-Standard(個人や手話サークルなど向け)\58,000
Mimehand II-Pro(自治体・企業など向け(作成した手話アニメーションの商用利用可能))\500,000

各製品ともに9月19日から出荷開始。

関連情報

「Mimehand」ホームページでは、製品情報はもちろん、ユーザ同士が意見交換できるフォーラムや事例紹介もしています。また、4月13日より「Mimehand」のホームページからiモードによる手話アニメーションのダウンロードサービスを開始しました。
さらに、日立では会員制ホームページの開設を予定しており、ユーザ辞書のデータダウンロードなどのサービスを提供していきます。

  • 手話アニメーションサイト

Mimehand と日立の福祉関連分野への取り組み

当社では、「身体に不自由のある方や身体機能が低下した高齢者にも情報機器を使えるようにできないか」という声に対応して、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者向け意志伝達装置「伝の心」や、徘徊症状のある高齢者の介護を支援する「位置・状態認識システム Partout(パルトゥー)」をはじめ、さまざまなハードウェア、ソフトウェアを提供しています。
特に、手話の認識と手話の合成からなる手話通訳技術は、福祉分野における当社の特長技術の一つであり、平成7年には、UNIX版の手話アニメーションツール「Mimehand」を業界で初めて製品化し、平成9年にはPC版を発売、アメリカR&D Magazine社の「R&D100 awards」や平成12年に財団法人ニューメディア開発協会内メロウ・ソサエティ・フォーラム主催の「第7回メロウ・グランプリ」において、技能・技術支援部門の優秀賞を受賞するなど、国内外でも高い評価を受けています。また、「Mimehand」は、障がい者授産施設などでも導入され、自治体などの情報を手話コンテンツとして制作するなど、障がい者の雇用促進にも役立っています。
さらに当社では、住民票の写しなど各種証明書の発行や行政情報提供などを行い、電子政府において行政と市民の接点となる「情報KIOSK」端末への手話ガイダンスの搭載などを、今後の重点課題のひとつとして考えています。

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  • UNIXは、X/Open Company Limited が独占的にライセンスしているアメリカならびに他の国における登録商標です。
  • iモードは、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)の登録商標です。

以上

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