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教育機関向けソリューション

導入事例:常磐大学

事務基幹システムと連動した情報提供サービスをWeb上で実現

[写真]常磐大学 学生ホール

2009年に開学100周年を迎えた学校法人常磐大学。日立ソリューションズの情報提供システム「CampusVision」をベースに、学生向けの情報ポータルサイトを開設。このシステムにより休講情報の通知など、Webを通じたさまざまな情報サービスの提供が可能となりました。

この事例に関するソリューション・商品

* 大学向け情報提供システム CampusVisionは、2015年4月に、株式会社 日立ソリューションズから株式会社 日立製作所へ移管されました。

背景

学生への情報提供をシステム化し、継続して改善

[写真]江原麻子氏
常磐大学・常磐短期大学
学生支援センター 統括
江原 麻子 氏

学生ポータルシステム導入のきっかけとなった出来事の一つに、1990年頃、当時遠方より通学している学生がおり、彼が受ける授業が休講になっていることを知らずに大学まで来てしまったことがありました。当時の学長より、情報提供をコンピューターシステムでキャンパス外の学生に対応できないかという打診があり、検討を始めたのがそもそものスタートです。

1999年に授業の休講・補講情報を配信する機能を持つメール配信システムを開始。2003年には第2世代として、授業の休講・補講情報を開示する掲示板システムに対応し、携帯からの閲覧が可能になりました。今回導入した「CampusVision」は第3世代目となります。

システム選定と導入時の取り組み

導入の決め手は使い勝手の良さと機能拡張性

今回のシステム導入は2009年の春に検討を開始しました。システム提案は数社からいただきましたが、「CampusVision」については、実際に展示会に行き操作したり、学内で関係者を集めデモを見たりする中で、使い勝手が良いという印象を持ったのがポイントの1点目です。

2点目は、学生に満足してもらえるような機能やシステム構成といった仕様の部分です。学生への情報提供をWebで実現できること、PC・携帯から利用できること、事務基幹システムと連動した情報を提供できることなど、これらの要望を実現でき、コスト的にも一番納得できる提案内容が「CampusVision」を用いた日立製作所のプランだったのです。2010年の4月に「CampusVision」の導入を正式に決定し、約1年間の開発期間を経て、2011年5月にリリースとなりました。

導入後の効果

事務基幹システムと連動した情報提供サービスをWeb上で実現

今回の「CampusVision」導入により、時間割、スケジュール、お知らせ、学生の呼出しなど、事務基幹システムと連動した情報提供サービスをWeb上で実現しました。PCと携帯からの閲覧に対応しており、いつでも、どこでも利用できるようになっています。個々の学生を特定し、必要な情報に絞って提供・発信することも可能です。学生への情報伝達ルートがシンプルになったことが最大のメリットです。従来は、急な休講や授業変更の情報はキャンパス内の掲示が中心で、すぐに学生に伝わりきらない部分がありましたが、本システムにより、迅速に伝達することができるようになったと思います。

また、本システムに休講のお知らせなどの情報を入力することで、従来の掲示物も自動的に作成できるため、職員の作業の効率化、情報の一元管理が可能になったことも効果としてあげられます。システム構成の面でも、Juniper Networks社のファイアウォールや日立のWebサーバーを用い、かなり性能が向上しました。

今後の展望

ますます多様化する情報伝達方式に対応したシステムに期待

今後は、学生が利用する教室借用伺いやレポート提出のやり取りも、本システムに取り込みたいです。また、従来の携帯電話に加え、スマートフォンを利用する学生が急増しています。モバイル端末向けに休講情報などをプッシュ配信するメール登録を容易にし、学生にモバイルでの本システム利用を促進していきたいと思います。情報伝達方式もますます多様化していくと思いますので、日立グループとして、それに対応できるシステムの提案、構築をお願いしたいです。

学長からのコメント

大学間の連携も視野に入れた総合ポータルサイトとして

今回のシステム導入により、教職員と学生の距離がより縮まったように感じます。近年の技術革新により、今やほとんどの学生が携帯端末を持つようになりました。そうした端末を利用した情報伝達が可能になったことは、本学だけでなく、情報をきちんと学生に伝えようとする大学にとってありがたいことです。

[写真]森征一氏
常磐大学・常磐短期大学
学長 森 征一 氏

今後は、教職員と学生のコミュニケーション活性化に加えて、さらに用途を広げられたらと考えています。現在の休講情報の掲示や来春導入予定の履修登録といった機能だけでなく、例えば、シングルサインオンを実現し、図書システムなど、他システムと連携することによって、学生生活の支援だけでなく論文指導など、学術研究の支援基盤として利用できるようになればと思います。

また、2012年度から茨城大学との間で単位互換が開始される予定です。遠隔講義システムの利用や、茨城大学での授業の受講など、授業の形態、場所が多様化することになります。学生に対するきめ細かなコミュニケーションを提供するために、本システムの重要度はますます高まると考えます。本システムには、大学間を統合的に連携させていく基盤となるような総合ポータルサイトとなることを期待します。

学生からのコメント

携帯電話から簡単にアクセスできるので重宝しています

[写真] 加藤千里さん
常磐大学
人間科学部 心理学科3年
加藤 千里 さん

普段よく使うのは、休講情報と教室変更情報です。特にセメスターのはじめは、新しい授業がどこの教室でやるか覚えられないので、教室情報は重宝しています。システムを使う前は、学内の掲示板を見に行って情報を確認していましたが、今は、通学の途中に電車の中で携帯からサイトへアクセスして閲覧することが多いです。あらかじめ携帯で情報を確認できるのはとてもありがたいです。携帯での操作はわかりやすく、操作で戸惑うことはほとんどありません。

今後は、すでにある試験日程の閲覧機能に加えて、持ち込み可、不可といった試験の詳細まで確認できると嬉しいです。スマートフォンに対応できればさらに利便性が増して、まだ利用していない学生にも良さを知ってもらえるのではと思います。

[お客さまプロフィール]学校法人常磐大学

[写真]常磐大学 外観

1909年(明治42年)、諸澤みよが水戸に開設した裁縫教授所を前身に持つ常磐大学。1951年(昭和26年)3月に私立学校法により、学校法人常磐学園が設立されました。「実学を重んじ真摯な態度を身につけた人間を育てる」という建学の精神のもと、特徴ある教育メソッドで、国際社会に相応しい人材の育成に取り組んでいます。2011年9月には、茨城大学と常磐大学、常磐短期大学との間で、人文社会学系の単位を相互の大学の授業で取得できるようになる「単位互換に関する協定」を締結し、大学間の交流、連携を進めています。

[イメージ]ロゴ 常磐大学

[設立] 1909年11月
[所在地] 茨城県水戸市見和1-430-1
[沿革] 1909年11月に裁縫教授所を開設し、1922年には常磐大学高等学校の前身である水戸常磐女学校を開校した。以降、短期大学、附属幼稚園、大学、大学院、中等教育学校を順次開設し、幼稚園教育から高校教育、大学院に至る一貫教育機関を擁している。
常磐大学のWebサイトへ

この事例に関するソリューション・商品

* 大学向け情報提供システム CampusVisionは、2015年4月に、株式会社 日立ソリューションズから株式会社 日立製作所へ移管されました。

特記事項

  • 掲載日は2012年2月13日です。
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、すべてのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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