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導入事例:国立大学法人 東北大学東北メディカル・メガバンク機構

住民約15万人のゲノム解析の基盤となるスーパーコンピューターシステムの運用を開始

被災地の復興に向けたToMMoプロジェクト

ToMMoの設立目的を東北大学 教授 博士(理学)の木下 賢吾氏は「医療をさらに発展するためには、一人ひとりの遺伝情報をデータ解析などによって研究し、それぞれの体質に合わせた予防や治療を提供することが必要です。そのためには、長期間にわたって住民の方々の健康調査を行うコホート調査(*1)と、その過程で住民の方々からお預かりした生体試料・生体情報などを厳格に保管して研究に生かすバイオバンクという仕組みが必要となります」と説明します。

さらに「東日本大震災の復興事業という観点では、今後起こる可能性のある健康被害の調査も含めて、最先端医療の提供による地域医療の支援、医療系の人材育成、医療情報のデジタル化と災害に強い地域共有型のシステム構築などが必要です。これらの要件を同時に満たし、被災地の復興につながるプロジェクトとして構想されたのがToMMoなのです」と木下氏は続けます。

ToMMoではトータル15万人規模となる大規模なコホート調査など、世界的にみても最先端の取り組みが展開されています。

「医療情報と遺伝情報を組み合わせたバイオバンクの構築が今までにない大きな特長です。短期的には住民の方々の健康調査を通じて地域の保健・医療の向上につなげ、長期的には同意をいただいた方々を対象として実施したゲノム情報の解析結果と、生活習慣・環境のアンケート調査結果を組み合わせ、健康状態にどのような影響を与えているかを調べるなど、一人ひとりの体質に合わせて疾病の予防や治療を研究するための基盤作りをめざしています」と語るのは、東北大学 教授 博士(理学)でToMMo ゲノム解析部門 バイオメディカル情報解析分野の長ア 正朗氏です。

*1
多くの人々を対象にして、長期間にわたって健康追跡調査を行うことで、体質や生活習慣、環境と疾病の関係性を明らかにする調査

特記事項

  • 2015年3月1日 株式会社 日立製作所 情報・通信システム社発行情報誌「はいたっく」(株式会社 日立ドキュメントソリューションズ印刷)掲載
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、すべてのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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