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教育機関向けソリューション

導入事例:国立大学法人 東京大学情報基盤センター

気候分野などの研究推進に向け日立のスーパーテクニカルサーバ「SR16000 モデルM1」を導入

大規模な気候モデル開発で大きな成果

情報基盤センターが所有するスーパーコンピュータシステムは長年にわたり、日本の科学技術の発展に大きな役割を果たしてきました。なかでも地球温暖化などの大規模変動における海洋の役割を明らかにすることを目的とした気候分野の研究を推進しています。大量の大気循環、海洋循環シミュレーションの計算結果と実観測データの対比・検証を繰り返し行う必要がある地球規模の気候モデル開発において顕著な成果をあげています。
その研究の第一人者である大気海洋研究所准教授の羽角 博康氏は、「われわれの研究活動には高速かつ大規模な数値シミュレーションが欠かせません。私自身も大学院生時代から20年以上にわたって日立のコンピュータを使い続けてきましたが、ハードウェア的な性能はもちろん、優秀な自動並列化コンパイラなどにより、常に安定的に高い性能が引き出せる環境に非常に満足しています。今回もSR16000の導入でプログラムを変えることなく研究が継続できるのはうれしい限りです」と語ります。
また現在、SR16000を使った研究モデルの開発にあたっている大気海洋研究所 特任研究員の川崎高雄氏も、「まだ移行してそれほど時間がたっていないため、チューニングは発展途上の段階ですが、すでに従来の4倍以上の性能向上が確認できました。これならば、より精度の高いシミュレーションのステージへと問題なくステップアップできるでしょう」と笑顔を見せます。

ラブラドル海の海面付近の流速と塩分分布のシミュレーション解析の結果

[写真]ラブラドル海の海面付近の流速と塩分分布のシミュレーション解析の結果

カナダとグリーンランドの間に位置するラブラドル海では、海面冷却によって高密度化した海水が深層へ沈む現象が発生する。この沈み込みは全海洋の循環の起点の1つとなっており、世界的な気候に大きな影響を及ぼす。また、小規模な渦が塩分をどのように運ぶかがこの現象をコントロールしている。東京大学大気海洋研究所は、日立のスーパーコンピュータを利用し、この海面付近の流速と塩分分布をシミュレーション解析することで、気候変動のメカニズムを解明した。

特記事項

  • 2012年4月1日 株式会社 日立製作所 情報・通信システム社発行情報誌「はいたっく」(日立インターメディックス株式会社印刷)掲載
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、すべてのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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