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教育機関向けソリューション

導入事例:国立大学法人 北海道大学 情報基盤センター

日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」を活用し、国内最大規模の「アカデミッククラウド」を構築

Hadoopなどビッグデータの分析環境も提供

クラウドシステムの導入を担当した情報基盤センター 大規模計算システム研究部門 准教授の棟朝 雅晴氏は、「一般的な利用形態なら、ポータルから申請して実際にサーバーが立ち上がるまで10分程度しかかかりません。クラウドのメリットはリソース集約やコスト削減などのキーワードで語られがちですが、むしろ私は時間の節約という部分が非常に大きいと考えています。従来なら研究システムを作りたいと思っても、サーバーを調達して実システムに組み上げるまで、クラスター構成なら数ヵ月はかかっていました。しかしアカデミッククラウドなら、最大256台ものクラスター構成を1時間程度で一気に立ち上げてしまいます。企業と同様に大学でも、この劇的なスピード感の違いが競争力の強化に大きな効果を生み出していくだろうと実感しています」と、その迅速性と運用性を高く評価。

「近年は情報系の研究においても、ビッグデータの利活用が非常に重要なテーマとなっています。そこでアカデミッククラウドでは最初から、テラバイト、ペタバイト、エクサバイトといった大量データをクラウド上で分析できる仕組みを持たせました。スーパーコンピューターも計算速度が速くなるほど大量のデータが排出されるようになりますが、今度はそれをどう処理するかという問題が出てきます。その点、今回の学際大規模計算機システムではスーパーコンピューターとHadoop対応のクラウドシステムがシームレスに連携できるため、そうした新たな用途でも大きな成果が期待できるはずです」と棟朝氏はMPIやHadoopによるビッグデータの分析環境についても言及します。

総合理論演算性能172TFLOPSを実現した「SR16000 モデルM1」

北海道大学アカデミッククラウドとあわせてサービス提供が開始された新スーパーコンピューターシステムについて、導入を担当した情報基盤センター 大規模計算システム研究部門 教授の大宮 学氏は「これまでも本センターではスーパーコンピューターシステムに日立のSR11000を導入し、その環境上でユーザーがさまざまなプログラムやデータを作成してきました。今回の調達でも、そうしたユーザー資産の継承と使い勝手の連続的な移行を重視し、最新鋭のSR16000 モデルM1を導入しました。本システムの特長は、POWER7®の大規模SMP並列アーキテクチャーにより、旧システムの30倍以上となる総合理論演算性能172TFLOPSを実現したことです。これは全国共同利用の同型システムとしては国内最大になります。また最大128ノードという大規模並列ジョブの実行環境も、ほかにはない本センターならではの特長です。これほどまで高速かつ大規模に計算が行えるようになれば、研究の自由度が飛躍的に高まり、産学協同による新しい技術開発、新製品開発などに至る時間も大幅に短縮できます。私自身も研究者として非常にわくわくするツールですので、ぜひ幅広いユーザーにご利用いただきたいと考えています」と説明します。

クラウドシステムとスーパーコンピューターシステムを収めたマシン室では、北海道の冷涼な気候を利用した外気冷却設備が導入されており、最先端の省エネと環境負荷低減にも取り組んでいます。

特記事項

  • 2012年2月1日 株式会社 日立製作所 情報・通信システム社発行情報誌「はいたっく」(日立インターメディックス株式会社印刷)掲載
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、すべてのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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