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教育機関向けソリューション

導入事例:法政大学

UNIPROVE/ASを適用した「教務システム」で28,000人規模のWeb履修登録を実現

SOA技術の適用で、スピーディかつ低コスト、安定性の高いシステムを構築できました。

早くからWebサービスに基づく先進的なIT基盤を構築してきた法政大学では、日立の大学向け学務情報システム「UNIPROVE/AS」を活用し、28,000人規模のWeb履修登録や成績登録、携帯電話サービスなどを実現する「教務システム」をサービスイン。学生・教職員それぞれに利便性と付加価値の高い環境を提供しています。
今回は、新システムの使い勝手などをお伺いしました。

[写真]総合情報センター事務部 市ヶ谷事務課 課長 松丸 伊三雄 氏

[写真]学務部 教学企画課 伊藤 学氏

[写真]総合情報センター事務部 市ヶ谷事務課 三宅 真 氏

課題ソリューション効果
  • 手作業での履修登録にともなう学生/職員の作業負担
  • パソコン、携帯電話の両対応による利便性の向上
  • Web履修登録の実現で学生/職員双方の負担を軽減
  • 教員によるWeb上での成績登録を実現

導入のきっかけ

快適なネットワーク環境を活用した、さらなる業務効率の向上と付加価値の高い教育サービスが目標

法政大学では、1997年に学生・教職員の情報教育・研究支援を担う「総合情報センター」を設立し、各キャンパスをギガビット専用回線で結ぶなど、私大最高レベルの情報ネットワークを構築しました。こうした快適なネットワーク環境のもと、さらなる業務効率の向上と、学生・教職員に向けた新サービスの提供などを目的に、2007年9月から新情報システムを稼働させています。

[松丸氏]

システム概要

UNIPROVE/AS、Cosminexus、標準開発手法などを適用し、信頼性を確保

新情報システムのうち日立が構築を担当したのは、各システムのデータを預かり、リンクする役目を果たす「事務基幹システム」と、学籍管理、履修管理、進級/卒業判定などの機能を持つ「教務システム」の二つです。

教務システムの構築にあたっては、本学の要求要件に合わせた個別開発を基本にしつつ大学向け学務情報システム「UNIPROVE/AS」の機能を“部品”として活用。また、日立のSOAプラットフォーム「Cosminexus」をUNIPROVE/ASの基盤に採用しています。さらに、日立独自の開発標準手順「HIPACE」と「日立標準システム開発支援ツール」の活用で、スピーディかつ低コスト、安定性の高いシステムを実現しました。

[イメージ]UNIPROVE/ASを適用した教務システムの概要
UNIPROVE/ASを適用した教務システムの概要

新情報システムでは、これまで独立して稼働していた各システムをすべてオープン化し、SOA(*)技術によってアプリケーションを相互に連携させています。事務支援、教育支援、ポータル、人事・給与、財務などに分割されたサービスが、その配下に個別機能を担う複数のサブシステムをカセッタブルに連携できる形です。

[松丸氏]

*
Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャー
システムを「サービス」部品の集合ととらえ、組み合わせて構築する設計手法。

効果と今後の展望

全学生の半数が携帯電話へのメール自動配信サービスを利用

携帯電話から各種サービスを利用できる点が好評です。
学生は、パソコンだけでなく携帯電話からも、自分の時間割照会や休講情報などのサービスを24時間利用できます。自宅のパソコンと、あらかじめリクエストした情報がメールで自動配信される携帯電話とを使い分けることで、情報活用の利便性を飛躍的に高めることが可能となりました。携帯電話へのメール自動配信サービスの登録者は現在、全学生の半数に達しています。

[伊藤氏]

Web経由での履修登録を採用し、学生/職員双方の負担を軽減

[イメージ]Webでの履修登録画面
Webでの履修登録画面

今回のシステム構築で大きく変化した点は、履修登録の業務フローですね。
以前は、学生がマークシート形式で記入したOCRシートを職員が手作業でデータ化していたので、多くの人手と時間がかかっていました。新システムでは、わかりやすいWeb画面上の指示に従いながら、時間や場所を気にすることなく履修登録が行えます。カリキュラム対象外の科目や修得済みの科目を選んでしまうこともありませんし、Webから登録すればその場で履修登録が完了するので、書類の提出/受領にともなう学生や職員の負担もなくなりました。
われわれ職員には単位や進級/卒業に関する学生からの相談にしっかり対応できる時間が生まれ、教員からも授業編成や試験の準備が行いやすくなったと好評です。

[伊藤氏]

Webを利用した成績登録機能も

教員自身がWebを利用して成績登録を行える機能も加わりました。
従来は教員が学生一人ひとりの成績を紙の採点名簿に手書きし、OCRでデータ化していました。現在では教員がパソコンで管理している学生の成績データをそのままWebから登録できます。数百人の受講者を持つ授業の成績登録や、年度末で入試や進級/卒業判定が立て込む時期では、特にその便利さが実感できると喜ばれていますね。

[三宅氏]

今後も日立からの積極的な提案を期待

初めて社会学部でシステムを立ち上げた際には、データベースと連携した複雑な機能をどう実装するか、学生にストレスを与えない操作をいかに設計するかなど、すべてにおいて日立のSEさんに熱心にサポートしていただきました。運用開始後のきめ細かなエンハンスも含め、これほど大規模なシステムが安定運用できていることに深く感謝しています。

[伊藤氏]

システム基盤全体におけるITリソースの最適化や、より柔軟なシステム間連携の強化など、今後も日立さんからの積極的な提案を期待しています。

[松丸氏]

[利用者の声]キャンパスライフのさまざまな情報をWebから入手

[写真]経営学部 市場経営学科3年 Sさん
経営学部 市場経営学科3年
Sさん

キャンパスライフのさまざまな情報がWebから入手できますね。パソコンでの履修登録は、履修内容がすぐ画面上で確認できますし、選択できない授業を誤って申請してしまう心配もありません。
個人的に最も利用しているのは携帯電話サービスです。休講情報がメール配信されるので、通学途中でも予定を変更でき、とても助かっています。別の大学に通っている弟が「法政には便利なサービスがいろいろあっていいな」と、いつもうらやましがっていますよ。

[お客さまプロフィール] 法政大学

[イメージ]法政大学ロゴ
 
[写真]法政大学外観

[所在地] 東京都千代田区富士見2-17-1
[学生数] 29,874名(2009年5月現在、通信教育部を除く)
[教職員数] 1,340名(2009年5月現在)
法政大学のWebサイトへ
1880年に「東京法学社」として誕生し、1898年に大学として設立された、学校法人 法政大学。グローバル化にともなう時代の変化の中、自立的に考え、行動し、解決することのできるリーダーシップと豊かな人間性を兼ね備えた人材を育成するため、積極的に教学改革を推進しています。

特記事項

  • 2010年3月1日 掲載
    本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。
  • 本サイトで紹介しておりますソリューションについてのお問い合わせは株式会社 日立製作所 公共システム営業統括本部が承っております。掲載団体への直接のお問い合わせはご遠慮願います。
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