ページの本文へ

Hitachi

教育機関向けソリューション

導入事例:学習院大学/学習院女子大学

利用者サービスの充実とともにトータルな運用管理コストの削減にも成功 -大学向けWeb型図書館システム「UNIPROVE/LS」-

Webシステムであること、OSにはLinux、カスタマイズの容易さ、といった条件をすべてクリアしたのが「UNIPROVE/LS」でした。

学習院大学と学習院女子大学では2007年、日立の大学向けWeb型図書館システム「UNIPROVE/LS」を導入。
OPAC(*1)などのサービスを学内外からWeb経由で利用でき、サーバーの一元化によってTCO(*2)削減も実現した、新たな図書館インフラを構築しました。今回は、導入の経緯や利用者の反応についてお話を伺いました。
 

インタビュー
学習院大学図書館 次長 兼 総務課長
鈴木 宗一 氏
学習院大学図書館 運用課 情報システム管理担当 兼 電子メディアサービス担当
米田 岳史 氏

*1
OPAC(Online Public Access Catalogue):コンピューターで検索する図書館の所蔵目録データベース
*2
TCO(Total Cost of Ownership):コンピュータシステムの導入、維持・管理にかかる総額
課題ソリューション効果
  • TCOの削減
  • 利用者サービスの向上
  • 分散サーバーの集約や既存PCの活用によりTCOを削減
  • Web化により予約数が上昇

[写真]女子大図書館
女子大図書館

導入のきっかけ

各館にサーバーを設置していた従来のクライアント/サーバ型システムの課題を克服するために新システムへの移行を決断しました

従来のシステムはクライアント/サーバ型で、ハードウェア構成の分館対応が難しく、各館にサーバーを設置する必要がありました。
また、さまざまなデータの登録や設定変更などをベンダーのSEに依存しなければならず、運用管理面で多くの課題がありました。セキュリティ面でも、古いシステムゆえに個人情報保護法への対応が困難だったため、これらの課題を克服できる新システムへの移行を決断したのです。

[鈴木氏]

採用した理由

Webシステムであること、OSにはLinux、カスタマイズの容易さ、といった条件を
すべてクリアしたのが「UNIPROVE/LS」でした

譲れない条件として仕様書に盛り込んだのが、利用者の利便性を向上させ、TCO削減も実現するWebシステムであること、セキュリティ強化とコスト削減を図るためのLinux対応、そして各種カスタマイズに容易に対応できることの3点でした。
これらの条件をすべてクリアした上で、サポート面において最も手厚い提案が行われたのが日立の「UNIPROVE/LS」だったのです。
OSにLinuxを希望したのは、Windowsはセキュリティアップデートが自動的に行われるので手間はかかりませんが、攻撃対象としてはLinuxの方がWindowsよりリスクが低い。また、さまざまな操作がコマンド実行できるのでリモート環境が容易に構築できることも大きなメリットだと考えたからです。

[鈴木氏]

各館の個別の要求に合わせたカスタマイズが可能

目白キャンパスにある図書館と、新宿・戸山キャンパスの女子大図書館それぞれに、運用面やサービス面で若干の違いがあり、各館に合わせたカスタマイズが発生します。
これに対し「UNIPROVE/LS」は柔軟な対応が可能だったこと、カスタマイズを行ってもバージョンアップの際の追加費用があまり発生しないことがあり、システム選択の大きな決め手になりました。さらに単体の費用だけでなく、5年間運用した際のランニングコストについて期待以上の数値を示したことも大きかったですね。

[鈴木氏]

システム概要

学内外のさまざまな情報をWeb経由で有効活用

「UNIPROVE/LS」により、OPACシステムと業務システム、NACSIS-CAT/ILL(*3)の連携を密接にすることで、OPACシステムから各システムへのダイレクトな操作を実現し、学内外のさまざまな情報をWeb経由で有効活用できるようになりました。

*3
NACSSIS-CAT/ILL:国立情報学研究所の提供する目録所在情報サービス

[イメージ]My GLIMにログインする場合の認証処理
My GLIM(*4)にログインする場合の認証処理

*4
My GLIM:学習院大学・学習院女子大学が提供する個人向け図書館利用サービス

効果と今後の展望

分散サーバーの集約や既存PCの活用によりTCOを削減できました

従来は各館に分散配置されていた各種サーバー(DB/業務用/OPAC用)も、日立アドバンストサーバHA8000の1ラック筐体に集約されたうえ、大学の計算機センターに移設されたため、図書館側の運用負担が大幅に軽減されました。
また、特別なソフトウェアをインストールする必要のないWebシステムである特長を活かし、既存のPCをそのまま活用できたことも、導入コストの最小化につながりました。

[米田氏]

Web化によって予約数が確実に上昇してきました

Web化によって、来館せずともインターネットや携帯電話を通じてOPACによる図書検索や予約、貸出状況の照会などのサービスを簡単に利用できます。このサービスを当校では“My GLIM”と名付けていますが、新システムの稼働後は予約数が確実に上昇してきました。

特に予約については、従来なら紙ベースで受け付けていたものが、Web上の予約ボタンを押すだけでできます。
その本が女子大図書館の本であってもシームレスに予約し、取り寄せできるようになりました。利用者にとっては非常に便利になったのではないでしょうか。他にも資料の更新、購入希望の受け付け数も増加しています。
Web化による手軽さ、利便性の高さによって、これまで図書館をあまり利用してこなかった層が利用者に加わったことを実感しています。

[米田氏]

これからはオンラインリファレンスシステムによるOPACの強化や、すでに稼働中の電子図書館システムとの連携などにより、一段と使いやすい図書館機能の充実を図っていきたいですね。

[鈴木氏]

[お客さまプロフィール]学習院大学 学習院女子大学

[写真]学習院大学外観

学習院大学
住所 東京都豊島区目白1-5-1
大学長 福井憲彦
学生数 7,860名(2007年5月1日現在 大学のみ)
教職員数 1,041名(2007年6月1日現在 大学のみ)
学習院女子大学
住所 東京都新宿区戸山3-20-1
大学長 永井和子
学生数 1,677名(2007年5月1日現在 女子大学のみ)
教職員数 190名(2007年6月1日現在 女子大学のみ
学習院大学のWebサイトへ
学習院女子大学のWebサイトへ

東京・豊島区内で唯一の自然林が残存している「目白キャンパス」に、法・経済・文・理の全学部が集まる学習院大学。少人数制教育と基礎教育を重視し、きめ細かな指導で知られる同大には、1876年(明治9)にまで歴史をさかのぼる図書館があり、明治以前刊の貴重な和漢古書や洋書、電子媒体にいたるまで多岐にわたる資料が所蔵されています。
学習院女子大学は「グローバル化に向き合い、国際社会で活躍できる女性を育成すること」というコンセプトのもと、さまざまな教育メソッド改革を推進しています。同大図書館には、図書約17万冊、雑誌約2500タイトルが所蔵され、故富永惣一学習院名誉教授所蔵の美術関係図書をもとに構成された「富永文庫」もあります。

特記事項

  • 2008年3月3日 掲載
    本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。
  • 本サイトで紹介しておりますソリューションについてのお問い合わせは株式会社 日立製作所 公共システム営業統括本部が承っております。掲載団体への直接のお問い合わせはご遠慮願います。
Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe® Reader®が必要です。

教育機関向けソリューションの各種お問い合わせを受け付けております

製品へのお問い合わせ 製品の詳細・見積などお気軽に
お問い合わせください。

カタログ請求 お申込み完了後、カタログ/資料を郵送させていただきます。

カタログダウンロード カタログPDFをダウンロードして閲覧いただけます。

製品へのお問い合わせ カタログ請求 カタログダウンロード

何をお探しですか?

製品・ソリューションや、電子行政用語集などを検索することができます。