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教育機関向けソリューション

導入事例:中央大学

大学向けWeb型図書館システム「UNIPROVE/LS」で利用者サービスの向上とTCOの削減を実現

他の大規模大学図書館での安定した稼働実績が、「UNIPROVE/LS」採用のポイントの一つになりました。
OPACの利便性をすべてWebでも提供できるようになったことがなによりも便利になった点です。

大学経営を取り巻く環境がますます厳しさを増す中、学生の探求心を満たし創造力を養う図書館サービスの拡充は、「選ばれる大学」をめざすための欠かせない要素となっています。
そこで中央大学は2006年、200万冊という膨大な蔵書を誇る図書館システムを日立の大学向けWeb型図書館システム「UNIPROVE/LS」で刷新。
OPAC(*1)による検索・予約・ILL(*2)依頼(登録した教職員、大学院生が対象)などのサービスを、学内外からWebでシームレスかつセキュアに提供し、将来の拡張性にも配慮した強固なインフラを整備しました。

[写真]図書館事務部総務課 副課長 渡来 達也 氏

[写真]図書館事務部総務課 根本 篤 氏

*1
OPAC(Online Public Access Catalog):図書館で公共に利用されるオンライン蔵書目録
*2
ILL(Inter-library Loan):図書館間相互貸借
課題ソリューション効果
  • 分館を含めた、学内の蔵書の一元管理
  • 学外からの蔵書検索、予約、貸出延長
  • 新CAT/ILLの多言語対応
  • 蔵書200万冊を高速検索
  • TCO(*3)を削減
  • Webで研究室や自宅からも、検索、予約手続き、貸出延長手続きが可能に
*3
コンピュータシステムの導入、維持・管理などにかかる費用の総額。

導入のきっかけ

従来のクライアント/サーバ型システムのサポート終了を機に、
Web型システムへの移行を決断

従来のシステムはUNIXサーバとWindows NTクライアントで構成されるクライアント/サーバシステムでしたが、そのハードウェアやクライアントOSのサポート終了が迫ったのを契機に、導入・運用コストが低く一方で拡張性が高いWebベースのパッケージシステムへの移行を決断しました。
中央大学では、三つのキャンパスにそれぞれ存在する図書館、ならびに各学部の図書館に、延べ200万冊近い蔵書を有してます。そこで、新システムでは書誌200万件、所蔵300万件、利用者5万件のデータを、分館の図書業務と合わせて一元的に運用管理できることを要件としました。
また、利用者サービス向上の観点から、学外からでもWebで蔵書検索・予約・貸出延長などが行えること、新CAT/ILL(*4)に多言語で対応していることなども要件としました。

[渡来氏]

*4
新CAT/ILL:1997年から開始した国立情報学研究所(NII)の新目録所在情報サービスの略称。

[写真]中央図書館内に設置されたOPAC対応端末(FLORA)
中央図書館内に設置されたOPAC対応端末(FLORA)

採用した理由

他の大規模大学図書館での安定した稼働実績が採用のポイントの一つ

導入を検討するにあたり、システム単体の費用だけでなく、5年間運用する際のトータルなランニングコストや、他大学への導入実績なども勘案した詳細な評価項目を策定しました。
最終候補として4社の製品に絞り込んだのですが、その中で日立の「UNIPROVE/LS」が、既に他の大規模大学図書館で安定稼働していた実績があり、採用のポイントの一つになりました。

[渡来氏]

実質1年弱の構築期間で新システムへ移行

2005年4月から移行プロジェクトがスタートし、翌2006年3月にカットオーバーという短期スケジュールでしたが、日立の専属SEによって従来システムからのデータ移行が行われ、これはスムーズに進行しました。また、中央大学には資料区分・配架場所の違いといった独自の複雑な貸出ルールがあるのですが、これにはカスタマイズで対応してもらいました。
日立にはインフラ周りの設計やネットワークのリプレースも一括して行っていただきましたが、実質1年弱の期間で満足のいく結果を出していただきました。

[渡来氏]

システム概要

市ヶ谷キャンパスの利用者が、
多摩キャンパスにある中央図書館の図書の貸し出しを受ける場合

  1. 研究室や自宅から、WWWを利用して図書館システムにアクセス。全学の蔵書目録が一元管理されているため、一回の検索で目的の図書を探し出し、予約できる。
  2. 取り寄せになる場合は、取り寄せ依頼が自動発行される。
  3. 多摩キャンパスから市ヶ谷キャンパスの分館へ、図書が搬送される。
  4. 利用者は市ヶ谷キャンパスで図書を受け取る。

[イメージ]市ヶ谷キャンパスの利用者が、多摩キャンパスにある中央図書館の図書の貸し出しを受ける場合
市ヶ谷キャンパスの利用者が、多摩キャンパスにある中央図書館の図書の貸し出しを受ける場合

効果と今後の展望

OPACの利便性をすべてWebから提供可能に

[写真]図書館事務部総務課 根本 篤 氏

何よりも便利になったのは、蔵書検索・貸出予約・貸出延長・ILL依頼(登録した教職員・大学院生が対象)といったOPACの利便性を、すべてWebから提供できるようになったことです。
例えば自宅や研究室のPCからOPACとNACSIS-CATを横断検索し、目的の資料を探し当てたら、その場で文献複写・貸借の申請ができます。
カウンターの開設時間の制約を受けることなく、館外のどこからでも申請ができるようになったことは、利用者から大変好評を得ています。利便性が向上したことで、ILLの利用件数は増加傾向にあり、より充実したサービスの展開を可能にしています。

[根本氏]

[写真]カウンターでは手厚いサービスが提供されている
カウンターでは手厚いサービスが提供されている

検索レスポンスが改善 TCOについても削減

[写真]図書館事務部総務課 副課長 渡来 達也 氏

他のキャンパスにある図書館からの本を取り寄せる事務作業も、従来はファクシミリベースだったのがWeb上での自動処理になり、作業効率とスピードが向上しました。
OPACの検索レスポンスも、以前のシステムと比べ改善されました。TCOについても、以前のシステムより削減できたことを高く評価します。

[渡来氏]

 

さらに進化を続ける図書館システムへ

中央大学では今後、システム運用の適正化を図るため、複雑な貸出ルールの見直しを進める一方で、全学的な認証システムの構築や、学生証のICカード化に合わせた図書館システムの機能強化を図っていく予定です。

[お客さまプロフィール]中央大学

[写真]図書館外観

[学生数]約35,000名(*5)(2006年5月現在)
[教職員数]
専任教員 約850名
専任職員 約470名(2005年12月現在)
*5 法学部 通信教育課程 在籍学生数を含む
中央大学のWebサイトへ

明治18年(1885年)に「英吉利法律学校」として創立され、2010年に創立125周年を迎える中央大学。法科大学院の修了者が受験する「新司法試験」の大学別合格者数でも1位(2006年9月現在)に輝く法律の名門校です。蔵書の種類も大学の歴史を反映し、法律関係や国内外の官報、判例集、議会関係資料などが特に充実しており、国内外の貴重書も多数所蔵しています。

関連製品、ソリューション

特記事項

  • 2007年3月1日 掲載
    本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。
  • 本サイトで紹介しておりますソリューションについてのお問い合わせは株式会社 日立製作所 公共システム営業統括本部が承っております。掲載団体への直接のお問い合わせはご遠慮願います。
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