Augmented Reality
現実の環境に、コンピューターによってもたらされる情報を補足的に付け加える技術。情報を付加された環境そのものを指す場合もある。強化現実とも呼ばれる。
ヘッドマウントディスプレイなど透過型の装置を通して見える現実の対象物に、コンピューターが作り出す文字や画像などの電子情報を重ね合わせて表示することで、対象物に関する補足情報を提供したり、肉眼では見えないものを見えるようにする技術である。実在しないものをコンピューター内で仮想的に作り出す仮想現実(ヴァーチャルリアリティ)と対をなす技術で、拡張現実では実在するものをより深く認識することが可能である。
拡張現実の技術は以前からあり、軍隊で使用される赤外線暗視スコープや、メンテナンスの際に目視できない機械内部を表示する装置などがあったが、最近ではカメラ付き携帯電話に表示される映像に、さまざまな付加情報を重ね合わせる技術が開発され、観光地での案内や店舗紹介などに活用され始めている。
(2010年3月17日)