地域の活性化や住民サービス向上などを目的に、特定地域を対象とした無線通信サービスを提供する事業のこと。総務省の「デジタル・ディバイド解消戦略会議」のテーマの一つとして検討が進められ、2008年2月に政府IT戦略本部が発表した「ITによる地域活性化等緊急プログラム」においても、具体的な取組施策として掲げられている。
従来、携帯電話などの無線通信サービスは、限られた移動体通信事業者(MNO:Mobile Network Operator)が中心となり提供していたが、ふるさとケータイ事業ではMNOから通信基盤を借りて独自の通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO:Mobile Virtual Network Operator)という事業形態を活用する。これにより、次のような地域に密着したサービスの提供が期待されている。
総務省では、2008年3月に「「ふるさとケータイ事業」の展開に向けた提案募集」として事業の具体的な提案を募集した。その結果、事業主体、利用するネットワーク、公平な接続料算定のための方策など、さまざまな角度からの提案を受けている。提案内容の検討結果は、「デジタル・ディバイド解消戦略会議 報告書(案)」にまとめられている。
また、2008年11月には、「ふるさとケータイ創出推進事業」に関する提案の公募が開始された。
(2008年11月19日)