Business Process Outsourcing
従来は企業や組織の内部で行っていた業務を、外部の業者に委託すること。主に総務関係や経理・給与関係のデータ入出力、コールセンターなどの間接部門の業務が外部委託されている。BPOによってコスト削減を実現し、同時に中心業務へ注力することで企業や組織の競争力向上が期待される。
情報システムの運用や保守を外部委託することはITアウトソーシングと呼ばれ、多くの企業や組織で行われているが、BPOではそれらの業務範囲に加え、データ入出力や帳票の印刷・発送、さらには顧客へのヘルプデスク・サービスなどを一括して外部に委託する。
日本ではコールセンター業務を外部委託するBPOが注目されており、北海道地方や沖縄地方の企業が受託している例が多い。
これらの地方にコールセンターが多い理由としては、首都圏と比較すると人件費やオフィスの賃料が安いことや、雇用の創出、地域活性化のため自治体が助成制度を充実させ企業誘致に取り組んできたことなどが上げられる。
コールセンターは個人情報保護法への対応や、情報セキュリティ管理などの専門性が要求されるなど、一般の企業や組織内では十分な対応が難しくなっていることから、専門企業へ外部委託するBPOのメリットは大きい。
BPOは民間企業だけでなく自治体での導入事例も増えている。
近畿地方の自治体では総務関係業務を外部に委託しており、また九州地方の自治体ではBPO導入に向けてのテストを行っている。
(2008年7月31日)