自然災害をはじめ、各種の事故やテロなどの危機状況において、組織内および組織間を効率よく連携させ、対応策を迅速に実行するためのフレームワーク。災害対策の基本システムとして事実上の世界標準となっている。
組織、用語、機能、要員の交替に関するルール、責任者の担当期間や責任範囲、代替者の明確化などを定義しており、対策チームは、「指揮本部」、「運営部門」、「リソース調達部門」、「計画・情報収集部門」、「経理・管理部門」の五つの部門で編成される。
1970年にアメリカのカリフォルニア州で発生した森林火災において、指揮命令系統が不明確であったり、複数の関係機関の間で用語の意味が異なっていたりしたために対応に苦慮したという反省から開発された。
アメリカの政府・応急対応機関で採用は義務付けられており、一般企業に対しても採用が奨励されている。
(2008年5月21日)