携帯電話などの無線システムで、現在より効率よく、安定的な伝送を実現するために研究されている技術のこと。
端末や基地局といった無線機が周囲の電波状況を自動的に常時検知し、最も適切な周波数や伝送方式を選択して通信を行う。
現在の無線システムでは、通信サービスごとに利用する周波数が定められているため、サービスの増加や通信量の増大にともなって利用できる周波数帯の不足が懸念されている。コグニティブ無線が発達すると、周波数の利用効率を高め、今までより高速で安定したデータ通信ができるようになる、とされている。
コグニティブ無線は、総務省が公表した2008年度に向けた「ICT国際競争力強化重点技術戦略」の重要18テーマの一つに挙げられている。
(2007年12月19日)