コンピューターーに感染し外部からの操作を可能にする悪性プログラムであるボットの対策のために、総務省と経済産業省が共同で開設したポータルサイト。総務省と経済産業省、および、国内のインターネットサービスプロバイダやベンダーが連携してボットに感染したコンピューターを減らそうとする「ボット対策プロジェクト」を推進するための施策の一つ。
感染したコンピューターを遠隔操作して迷惑メールの送信や特定機関への一斉攻撃(DDoS)などを行う悪性プログラムのボットは、感染経路が多岐にわたり、また亜種も多く、発見が難しいとされる。そこで2006年度、総務省と経済産業省が連携してボット対策プロジェクトを実施し、広く対策情報を発信するために共同運営サイトのサイバークリーンセンターを2006年12月に開設した。
サイバークリーンセンターでは対策情報の発信だけでなく、ボットを収集するサーバーを設置して、ボットプログラムの解析も行っている。またインターネットサービスプロバイダも協力しており、感染ユーザーにはメールなどで連絡を行い、連絡を受けたユーザーはサイバークリーンセンターにアクセスして駆除ツールをダウンロードすることができる。
すでに2006年12月と2007年1月にトライアルとして感染ユーザーへの通知と駆除の推奨が実施された。2月以降本格運用を開始し、週1回の割合でユーザーへの感染事実の通知が行われている。
(2007年6月12日)