Simple Object Access Protocol
インターネット関連技術の標準化団体であるW3Cによって制定された、アプリケーション間で情報(メッセージ)をやり取りするための通信規約(プロトコル)の一種。
従来、アプリケーション間の通信規約は、ベンダーやOSによって独自に定められていた。そのため、異なるベンダーの製品や、複数のプラットフォームが混在するシステムを連携させようとすると、メッセージ変換処理といった複雑な改修が必要となるケースがあった。
SOAPでは、インターネット上で電子文書をやり取りする手段として標準的に利用されているXMLに則ってデータを作成することで、クロスプラットフォーム環境でも柔軟にメッセージをやり取りできる。また、既存のインターネット網を介してメッセージをやり取りできるため、遠隔地のアプリケーション同士の通信も可能となる。この特長から、Webサービスでの通信規約としても多く利用される。
自治体向けのシステムとしては、すでに共同アウトソーシングでの統合連携システムで実証実績があるほか、全国地域情報化推進協会(APPLIC)によって検討が進められている地域情報プラットフォームなど、複数のシステムや自治体間の連携を実現するデータ通信基盤分野での活用が期待されている。
(2007年4月11日)