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電子行政用語集

官が独占して提供してきた公共サービスを、官と民が対等な立場、公平な条件の下で入札し、価格と質で優れた方が落札およびサービスの提供を行う制度。語源は、イギリスのサッチャー政権が1980年代に導入した「Market Testing」で、官業を市場の競争にさらすという意味。

公共サービスの提供に競争の原理を持ち込むことで、公共サービスのコスト削減や質の向上などが期待されており、イギリス以外に、アメリカ、オーストラリアなどでもすでに導入されている。
対象範囲が、公共施設の管理・運営などに限定されるPFI指定管理者制度に比べ、市場化テストでは行政事業全般まで対象範囲を拡げている。

内閣府では、民間からの意見を収集し、ハローワーク、社会保険庁、行刑施設の3分野から、モデル事業として8事業を選定し2005年に試行を開始した。
また、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005」(平成17年6月21日閣議決定)を受け、市場化テストの本格導入(2006年)に向けた、法的枠組み(仮称:公共サービス効率化法(市場化テスト法))の整備も進められている。法整備にあたっては、民間参入を考慮した規制緩和や入札制度、中立的な第三者機関による監視機能などの検討が行われている。

内閣府では国の事業を対象として検討を行っているが、自治体においてもPPPの一環として市場化テストの導入を検討しているところがある。自治体における市場化テストでは、コストや質の面だけではなく、公共サービスを担う事業者の育成による地域産業活性化への期待も寄せられている。

(2005年9月30日)

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